2010年4月13日火曜日

後継者不足なのかな?

福知山市夜久野町且の高野山真言宗・月輪山東光寺で11日、新しい住職を迎える「晋山式」が営まれ、第17世の大月康永師(31)が新住職に就いた。

同寺は元慶元年(887)、同町向に建立され、元和7年(1621)に中興第1世の慶吽師によって且に再建された。
 
康永師は昨年5月に68歳で亡くなった第16世・康圭師の次男で、夜久野町生まれ。筑波大学卒業後、1年間のサラリーマン生活を経て、東京消防庁世田谷消防署の特別救助隊員として活動した。一昨年6月に退職したあとは高野山本山で修行を積んだ。
 
晋山式を前に康永師は、稚児やご詠歌の婦人ら総勢約100人で列をつくり、近くの神社から歩き、山門をくぐって入堂。関係寺院の住職や檀家ら約200人が集まる中、高野山真言宗丹波宗務支所長の松本満裕僧正から辞令授与があり、法要が執り行われた。

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